ウッドハートメールニュース|私たちのアクティビティーレポート
2022.2.16配信号

商品開発や検品風景などなど、スナップと共にお届け
私たちのアクティビティーレポート

思わず二度見してしまう、斬新な表情をしたフローリング

皆さん、コンニチハ!ウッドハート カワグチです。いつも弊社のメールマガジンをお読みいただきありがとうございます。 今回のアクティビティレポートでは、これまでなかった表面加工を施したフローリングをご案内させていただきます。

この商品を作ることになったキッカケは、モデルハウスで使用するフローリングを検討されていた設計士のお客様から、「普通のオークではつまらないから表情に変化を付けることができないか」というリクエストでした。

ブラッシュ(浮造り)やスプーン(名栗)、ダメージ(釘打ち)等の加工をご案内しましたが、見たことある!ということで却下。


パテ処理された黒い筋(FN-189BU )

ブラッシュラスティックオーク複合 FN-189BU

試行錯誤していろんなサンプルを作った中で、もともとブラッシュラスティックオーク複合にある節や割れなどを黒いパテで処理した箇所のうち、割れの部分だけをあえてデフォルメしたものがお客様のイメージにジャストミート!
その表情が雪渓や氷河で見られるクレバス(crevasse)と呼ばれる深い割れ目に似た感じだったことからクレバスオーク複合と名付けました。


溝をあえて強調した商品を製作し商品化決定

クレバスオーク複合フローリングと命名!

試作品ができた時はちょっと大げさな感じもしましたが、実際に作ってみると案外ナチュラルです。クレバスのサイズや数をどうするか相談して、長さは30〜40センチ、幅は約5ミリ、1ケース 6枚のうち、クレバスが一箇所のものが2枚、二箇所のものが2枚、三箇所のものが2枚という具合に決めました。
カラーバリエーションも豊富で、オーソドックスなクリアを筆頭に白系、薄茶、濃茶、黒系など全6色をラインアップ。建具や家具など、インテリアに合わせてチョイスしていただけます。

さらにボルドーパインも

せっかくなので広葉樹だけではなく、針葉樹のボルドーパインでも同じクレバスを加工したフローリングを作ることに。こちらは、1ケース 4枚のうち、0箇所が1枚、一箇所が1枚、二箇所が1枚、三箇所が1枚という内容です。

こちらもカラーバリエーションは6色ご用意いたしました。

歩行感は通常の他のフローリングと変わりませんが、クレバス部分にホコリやゴミがたまりやすいので普段より多めにお掃除をしていただくことをおススメします_(._.)_。


施工例:クレバスオーク複合フローリング(クリア)

施工例:クレバスオーク複合フローリング(クリア)

とってもユニークでインパクトのあるフローリングです。玄関周辺の廊下からリビングダイニングなど、人目に触れる機会が多い場所に是非ご検討ください。

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