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商品開発や検品風景などなど、スナップと共にお届け
私たちのアクティビティーレポート
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お客様からのリクエストにお応えして作ってみました!
皆さん コンニチハ!ウッドハート 坂野 茂穂(バンノ シゲホ)です。いつも弊社のメールマガジンをお読みくださりありがとうございます! 今回のアクティビティレポートでは、これまで土足専用としてご提案させていただいていた古材フローリングを室内用として使っていただけるように手を加えた商品をご案内いたします。
古材の魅力でもある荒々しい表情やダメージ跡、釘穴、凹凸は、何十年もの間使われてきたからこそできたものです。見た目のインパクトはなかなかで、ブルックリンやインダストリアルといったインテリアにフィットするマテリアルとして好評を博しています。
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これまでそういったデザインのお部屋に古材で作ったフローリングを使いたいというお声をたくさんいただいてきましたが、表面の毛羽や割れ、長年の雨風で削られた木目によって、素足で歩くとケガをしてしまう心配があるため、おススメすることができずにいました。
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先日ショールームに来ていただいたお客様から杉足場板フローリングを室内に使いたいというリクエストがあったので、最初は土足専用のため...と話していたのですが、多少のことは目をつむるとおっしゃっていただいて思いついたのが、サンディング処理とウレタン塗装によるコーティングで表面をなるべくスムースにすることです。
早速、塗装工場の技術者さんに相談してレシピを考えました。まずは表面を不織布付きの特殊なサンドペーパーでサンディング。不織布を付けることで古材ならではの凸凹に追従して表面の毛羽取りをすることができます。■ 撮影協力:株式会社ジーシーピー様
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サンディングして表面の毛羽を取ります |
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サラッとした表面に(写真 FSG-190) |
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次の工程は下塗りです。ウレタン塗装をして薄い膜を作っていきます。中塗りをした後、もう一度表面を軽くサンディング。最後は仕上の塗装です。もともとの古材の風合いを損ねることがないよう150%艶消しのウレタン塗料を選択しました。スタートから完成までに全5工程を要します。
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下塗りでウレタン塗装を施します |
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塗りむらなどは手作業でしっかり仕上げます |
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中塗り後、再度サンディングをかけて完成 |
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多少引っかかるけど滑らかな手触りに! |
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少し濡れ色になりますが、無塗装の時と異なる色でなかなかいい感じ!肝心の滑らかさは、手の平をいったりきたりさせて確かめました。多少の引っ掛かりはあるものの、処理する前と比べると随分平滑の度合いが良くなっています。
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最近では、エイジング加工されたフローリングもたくさんありますが、やっぱりホンモノが醸し出す雰囲気はひと味もふた味も違いますね。まずはサンプル請求をしていただき、現物を手に取ってご確認ください。
古材フローリング ウレタン塗装品についての注意事項
・靴下やストッキングで歩くと引っ掛かる場合がございますので、スリッパ履きを推奨します。
・素足で歩くとケガをする場合がありますのでご注意ください。
・小さなお子様がいらっしゃるご家庭はご利用をお控えください。
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