ウッドハートメールニュース|私たちのアクティビティーレポート
2021.08.04配信号

商品開発や検品風景などなど、スナップと共にお届け
私たちのアクティビティーレポート

工夫が足りなかったせいで、昔は使いずらい商品でした

皆さんこんにちは!ウッドハート山本ケンジです。弊社アクティビティーレポートをいつもご覧いただきありがとうございます。今回は古材商品開発号として、古材部門でも上位人気を誇る「RE-Sミックス複合フローリング」をご紹介していきたいと思います。

数年前まで古材フローリングは、無垢材で作られたものしかありませんでした。それは幅と長さが一枚ごとに違っていて、例えば、幅 60mm×長さ 400mmだったり、幅 150mm×長さ650mmといった具合でバラバラです。

見た目はカッコよかったのでを使ってみたいというニーズはそれなりにありましたが、この仕様では工事業者さまには不評でした。割り付けするにも施工するにも不便だったからです。また、製造する側の工場でも生産性が悪く、面倒がられてしまいました。


製造工場に集められた材料となる古材

幅や厚み、長さもバラバラ

お客様に喜んでもらえる古材フローリングが作れなかった理由は、サイズが揃っている古材は少なく、リサイズしないと使えない材料がほとんどだからです。


サイズを整えて生産できる量も限りがあるため

協力工場も効率が悪くなってしまいます

こうした反省を踏まえ、RE Sミックス複合フローリングは、飲食店さまや物販店さまといった商業施設案件で使っていただきやすい商品を目標に開発しました。

 

ちょっと視点を変えたら、良いものができました

RE Sミックスフローリングは、原材料の有効利用を考えて作られています。構成は、表層 5mm厚古材+基材 10mm厚合板の複合タイプですが、古材の質感はしっかり残っています。


経年劣化で面ごとに表情の違う古材たち

ピースごとに様々な古材のテイストが楽しめます

この商品の魅力として、施工性の良い 幅広180mm 長さ1900mmのサイズが挙げられます。また、張り上りはつなぎ目が分かりにくく、まるで職人さんが細かなピースを一枚ずつ丁寧に張ったかのようです。いろんな木目と色が感じさせる賑やかさも他のフローリングではマネができない強みになっています。

施工面積の大小に関わらず、その空間の雰囲気を変えるチカラを持ったこのフローリングを是非お試しください。

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