世界中の職人から評価されている強度と耐久性と容姿

約1万年前、世界の森林面積は62億haあったと言われていますが、急速に文明が発達した結果、現在は約40億haまで減少しています。世界六大陸のうち、最も森林率が高いのはアマゾン川を擁する南アメリカ大陸で数多くの有用木材が生育しています。

日本で知られている代表的なものとして、ハードウッドのウッドデッキを世に広めるキッカケとなったイペ、今はワシントン条約によって保護対象になっている世界三大銘木の一つ マホガニー、蛇の皮のような木目をしていて希少木材として名高いスネイクウッドなどが挙げられます。

今回ご案内させていただくパープルハートは、ブラジル、ギアナなど南アメリカ北部からメキシコに分布しているマメ科の広葉樹 散孔材です。

比重は0.8〜1.0、極めて堅く重い性質で虫や菌への耐性が高く、現地では構造材や船舶、枕木などに利用されてきました。また、伐採後、空気に触れることで紫色に変色するため、その美しい見た目を活かして、家具や楽器、ビリヤードのキューにも使われています。

外部に使うだけではモッタイナイ、特異な存在

今回新たに入荷したパープルハート 枕木は、外構用に作られたものです。規格はラフサイズで、厚み100mm 幅200mm 長さ2000mm、1本当たりの重さは約40キロあります。主な用途は、門柱やアプローチ、花壇の土留めなどです。

エクステリアでも、インテリアでも、使われる場所や場面にフィットした個性を発揮するパープルハートを是非一度お試しください。