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2021.06.14配信号

特集 アンティークオーク複合フローリング

今週ご紹介するのはアンティークオーク。
アンティークと聞くと古材?と思われるかもしれませんが
それはネーミングの妙。
オークの新材に表面加工を施したフローリングです。

今までと違う切り口からオークの魅力に迫ってみました

木質フローリングに使われている樹種の中で最も有名な存在のオーク。世界に数百種以上あるとされていて、主な産地は北米、ヨーロッパ、日本(北海道)、中国、ロシアなどです。今回ご紹介させていただくアンティークオーク複合は、樹齢が高く、大きいサイズの丸太が採れることで知られているヨーロッパ産の材料で作られています。

アンティークオーク複合は、大きめの節、割れ、白太といった従来NGとされていた木材の欠点をデザインとして取り入れたフローリングです。これに加え、板を割った時についた鋸跡や傷も可能な限りそのまま残し、補修が必要な箇所には黒色のパテを大胆に使ってレストアしています。そうすることによって、あたかも長い間使い込まれていたかのような雰囲気を醸し出しているのです。

スッピンのような薄化粧をしたオークはいかがですか

木質フローリングに施される塗装と言えば、一般的なのはウレタンやオイルが塗られたものです。どちらの塗料も無色透明ですが、オークに塗ると木地は濡れ色に変化します。もちろん、それも美しいのですが、数年前から少し灰色がかったオークの素材をそのまま活かした、ノーメイクのような仕上りが新たなトレンドとして登場しました。アンティークオーク複合は白系のオイルを塗装することで、製材されたままのようなオークの表情を創り出しています。

表面は荒々しい印象ですが、サンディング処理をしているため、素足で歩いても肌触りはスムーズです。また、表層板厚が3mmあるので、店舗やオフィスなど土足での用途にも使っていただくことができます。

見た目は個性的ですが、住宅非住宅を問わず使われる場所を選びません。これまでキレイ目なオークしか採用されたことがないお客様にも違和感なく使っていただけます。

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