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商品開発や検品風景などなど、スナップと共にお届け
私たちのアクティビティーレポート
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不燃古材 新商品開発
皆さん、こんにちは!ウッドハート バンノ シゲホです。
先日デザイナーさんから、一年くらい先に着工を予定しているホテルプロジェクトでライトカラーの古材を探しているという相談を受けました。使用される場所は壁面で数量は数百m2に上るとのこと。詳しくお話しを伺うとどうやら不燃性能が求められるようです。
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プランでは壁面からカウンターまで広範囲に |
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弊社ショールームもライト系古材が増えています |
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弊社古材商品の中で不燃材としてご提案できるのは、不燃シルバーバーンと不燃杉足場板ですが、この商品は色目がグレー〜ダークグレーでオーナーさまのイメージとは違うためNG。明るい色目でサイズが揃っていて、樹種と規格が不燃材料の基準を満たしている古材がないか改めて見直してみました。
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明るいテイストのパレットストック(写真はN) |
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街で見かけるライト系古材(アンバーバーン) |
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するとあるではないですか!アンバーバーンとパレットストックFは、対応可の赤松やモミが使われていて他の条件も合致することが判明しました。もっと早く思いつくべきだった...
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グレー系がダメな理由は、空間が暗くなってしまうこと。その点、屋根の下地材として使われていたアンバーバーンは紫外線の影響をほとんど受けていないので色目はライトグレー〜ライトブラウンで、バラつきがそれほどありません。また、パレットストックHは表面に傷やダメージ跡はあるものの、汚れや日焼けが少ないのでまあまあキレイなクリーム色をしています。
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早速、不燃古材を作ってもらっている工場へ材料を持ち込んで難燃薬剤を注入をしてもらうことに。注入する木材は、乾燥材が絶対条件ですが、古材の場合天日で数年間は保管されているので心配ありません。
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難燃薬剤を加圧注入する釜 |
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専用の測定器で含水率をチェック |
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一枚ずつ丁寧にサイズと重さ、含水率をチェックして記録していきます。これは薬剤処理後の重さと処理前のものを比較して規定の薬剤量が木材に含浸したかを確認するためで、最終工程を終えてから合格か否か結果が出るまで約45日間を要します。
これがうまくいけば、これまでにないテイストの不燃古材となり、アンバーバーンやパレットストックFの新しい用途になるかも。結果が分かり次第、レポートさせていただきます!
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