先人たちの芸術的な技法を後世に受け継ぐ

パーケット(parquet)とは、寄せ木細工、寄せ木張りのコトを意味します。「寄せ木細工」と聞くと日本の伝統工芸というイメージですが、実は古代メソポタミア文明で誕生したものです。その技術は、日本に伝わったのと同様に、エジプトやトルコ、ヨーロッパ各国にも広まりました。17世紀後半のヴェルサイユ宮殿に使われたのが、木製パーケットフローリングの始まりと言われています。

本来パーケットフローリングとは、ヘリンボーン、チェッカーデザイン、ヘキサゴンなど、「寄せ木」で作られたフローリングの総称ですが、弊社では正方形に作られたモノをそう呼んでいます。

カタチは同じ正方形でも、それを構成するパーツの組み方によって張り上りの表情は変わってきます。どこか懐かしい感じがするもの、ゴージャスな空間造りにピッタリのものなど、ニーズによってお選びください。

柄の複雑さに関わらず、仕上がりはどれもアーティスティック

市松模様
子供の頃の学び場、学校の床としてよく使われていました。江戸時代中期に人気を博した 「佐野川市松」という歌舞伎役者が、舞台でこの模様の袴を着ていたところ、当時の女性の間で着物の柄として大流行し、それ以来「市松模様」という呼び名が定着しました。東京オリンピックのエンブレムにも採用されています。

風車柄
辺ごとに木片を回転させて出来上がったパターンです。300mm角の正方形の中に8つのピースが使われており、ちょうどいい具合にバラついた木目と色が規則性の中に素材感をプラスしてくれています。

デザインパーケット
材料を贅沢に使った高い意匠性と質感が魅力です。住宅や店舗に採用していただければ、ホテルや美術館のロビーのような華やかさを感じさせてくれます。1枚でも充分な存在感ですが、広い面積に施工すればまるで万華鏡のような美しさです。

どのタイプをチョイスしていただいてもインテリアに与える効果は絶大。家具やカーテン、ラグとのコーディネートが一層楽しくなること間違いなしです！

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