外装材に適した針葉樹最高峰の耐久性と寸法安定性

日本では「米杉」という名前で親しまれていますが、実際には杉の仲間ではなく、ヒノキ科ネズコ属の木材で、明治時代に初めて北米から輸入された木材です。 高級材である銘木 秋田杉によく似ているため、代替品として輸入されていました。

アラスカ州南部からカリフォルニア州北部にかけて広く分布していますが、その中でも特に良材とされているのは、太平洋沿岸北西部と内陸部の雨が多く、気温が安定した地域に生育しているものです。

心材から抽出されるツヤプリシンという殺菌力がある成分は、木材内部への腐朽菌や害虫の侵入を防ぎます。また、膨張収縮率が低いことから、濡れたり乾いたりを繰り返しても、反りや曲がりが生じにくいことも特徴の一つです。

デザイン性の高さはもちろん、長く使っていただけることも人気の理由

板の厚みによって傾斜ができるベベルは、雨水を受け流すことを目的としてと作られていますが、壁面が立体的に仕上がり、見た目でも楽しませてくれます。平滑な本実は、材の厚みを感じさせるV溝加工とシャープな印象の糸面取りをご用意しています。 節があるノッティはカジュアルで温かみがあり、柾目主体で節がないクリアは上品な雰囲気を感じさせてくれます。

木肌が細かく、樹脂を含まないため塗装性が良く、竣工後に適切なメンテナンスをしていただければ、20年、30年と経年変化の風合いを楽しんでいただけます。

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